こちらのページは札幌医科大学附属病院看護部での在職中の疑問、在職前の疑問など、ご質問とその回答を掲載しております。こちらのページ以外のご質問がございましたら「お問合せページ」をご利用くださいませ。
- 看護師として初めて働くことになりましたが、何もわからず不安です。
どのように教えてもらえますか? - 配属された看護室で、1年間にわたり実地指導者が1対1で新人看護師を担当し、臨床実践に関する指導はもちろん、慣れない環境や緊張の毎日の中で、何でも話し合える良き相談相手になってくれます。新人看護職員が、職場の中で看護実践する力を養っていけるように、実地指導者だけではなく、看護師長、副看護師長、教育担当者をはじめ、部署のスタッフ全員が新人を見守り、「みんなで育てる、育てあう」というあたたかい職場風土をつくっています。また、同期の職員と交流して仲間作りやリフレッシュ、情報交換ができるように、新人交流会やフォローアップ研修などの楽しい企画があります。その他にも、キャリア支援センターの職員が定期的に「フレンズルーム」で個別の相談に応じ、職場での人間関係や学習の進め方など、困っていることに対して継続的にその人に合ったサポートをしています。
- 自分で学習しようと思いますが、仕事を覚えるためにどんなことをどのように勉強すれば良いのか、わかりません。
何か知識を身につけるために研修の機会はありますか? - 新人看護職員研修は、看護技術研修、看護基盤研修、チーム医療研修の3本柱で構成し、安心して知識・技術の習得ができるように年間プログラムを組んでいます。看護実践基準や院内研修の資料は、いつでも閲覧できるよう電子カルテに掲載しています。また、看護技術を身につけるために「看護スキルスラボ」を開放しており、各種モデル人形を使って自信がつくまで演習ができる設備を備えています。また、院外からでもPCやスマートフォンでeラーニングにアクセスでき、豊富な写真や動画で実践をイメージしながら、自分のペースで効果的、効率的な自己学習が可能です。当院の看護職員は、札幌医科大学附属図書館を24時間利用できるため、最新の医療や看護に関する豊富な文献を自己学習や研究に活用することができます。新人看護職員研修では、図書館の利用方法や文献検索の方法についてもレクチャーを受けられるので安心です。
- 地方から転居する場合に、安心して一人暮らしができる環境にありますか?
- 病院が立地しているのは札幌市の中心部にあり、交通の利便性が非常に良いです。
さらに円山地区といった自然豊かな環境にあり、学校・大学といった教育施設や病院が多いため、単身者に対応した住宅が豊富にあります。
- 将来は認定看護師や専門看護師として、キャリア開発していきたいと思っていますが、在職しながら資格取得は可能ですか?
- 現在、当院では12名の専門看護師、29名の認定看護師が活躍しています。「札幌医科大学附属病院看護職員ジェネラリストのクリニカルラダー」をキャリア開発の指標にしており、個人のライフプランに応じたキャリア発達に取り組めるよう、キャリア面談、ローテーション、修学部分休業や自己啓発休業などの制度等を用いて、在職しながらの資格取得を支援しています。また、認定看護師や専門看護師の資格取得だけではなく、院内での現任教育として、専門分野におけるレベルアップコース研修、院内認定エキスパートナース養成コースなど、ジェネラリストとしても継続的な学習機会が得られる体制が整っており、あなたのキャリアアップを応援します。
- 結婚・出産後も仕事を続けたいと思っていますが、休暇休業体制はどのようになっていますか?
- 産前産後休暇・育児休業制度はもちろん、育児短時間勤務制度や部分休業制度を導入して、一人ひとりのワークライフバランスに合わせた育児支援を行っています。これから妊娠・出産を考えている職員や育休中の職員を対象に、「ママフレンズ」という交流会を開催しており、先輩ママの体験談を聞いたり、同じ立場の看護師とのグループトークを通して復職への不安をやわらげ、円滑な職場復帰や育児と仕事の両立をサポートしています。また、近隣に札幌医科大学保育所を備え、夜間保育や病児保育にも対応しており、育児をしながら安心して仕事を続けられる環境を整えています。